【新型コロナウイルス感染症】警戒レベル引き上げに伴う伊那市長メッセージ
本日、新型コロナウイルス感染症長野県対策本部は、上伊那圏域のうち伊那市、駒ケ根市、箕輪町、南箕輪村及び宮田村感染警戒レベルを「4」から「5」に引き上げ、「新型コロナウイルス特別警報2」を発出しました。レベル5は、「感染が顕著に拡大している状態」です。
この1週間における上伊那圏域の新規感染者は、半数以上で感染経路が特定できていない状況であり、どこで感染したのか不明な事例が著しく増加しているため、さらなる感染拡大に予断を許さない状況にあります。
全国では、19の都道府県に緊急事態宣言、まん延防止等重点措置が適用されています。長野県でも医療警報が継続して発出されており、県内全域で、感染しやすく重症化しやすい可能性が指摘されている変異株への置き換わりが進んでいるため、感染症対策を一層強化する必要があります。
市民の皆様には、改めて、身体的距離の確保、人混みでのマスクの着用、手洗い・手指消毒の徹底、3密の回避など、基本的な感染防止に努めていただくとともに、特に次の点にご協力くださいますようお願いします。
1 高齢者・基礎疾患のある方は不要不急の外出を自粛してください。
2 大人数・長時間の会食は、自宅等で行われるものを含めて自粛してください。
3 感染拡大予防ガイドラインを遵守していない酒類の提供を行う飲食店の利用を控えてください。
4 感染拡大地域等への訪問は自粛してください。
新型コロナウイルス感染症は、注意をしていても誰もが感染する可能性があります。患者・陽性者や医療従事者の方などへの、不当な差別や偏見、いじめ等が生じないよう冷静な行動をお願いします。
最後になりますが、現在、療養に当たられている方々の、一日も早い回復を心からお祈り申し上げるとともに、一日も早い収束が迎えられますよう、市民の皆さまのご理解、ご協力を何卒お願いいたします。
令和3年5月20日
伊那市長 白鳥 孝
発信元:新型コロナウイルス感染症伊那市対策本部