東御市農業技術者連絡協議会より台風第8号の接近に伴う農業用施設等に関する技術対策についてお知らせいたします。
1 共通
(1)気象情報に十分留意するとともに、ほ場の排水が速やかに行われるよう、滞水しやすいほ場を中心に周辺や排水路の点検を行ってください。ただし、風雨が強く、河川や水路が増水して危険が予想される場合は、危険箇所に近づかないでください。
(2)冠水しやすい場所では、事前に機械類等を移動してください。
(3)突風に備えて、果樹や野菜・花き類の支柱、施設・温室の外周りなどの点検・補強を行い、特に傷んでいる箇所や力が大きくかかる箇所に注意してください。また、作業は複数人で行うようにしてください。
(4)台風通過後の対策で農薬散布を行う場合には、最新の使用基準の遵守に留意してください。
2 園芸・農業用施設全般
(1)強風に備えて、ハウスや畜舎及び堆肥施設等の破損部の修理、支柱・筋交い等の補強を行ってください。特にパイプハウスは強風による被害を受けやすいので、ハウスやフィルムが飛ばされないよう、らせん杭の設置やフィルム押さえバンド、フィルム留め具等の点検を行ってください。
(2)サイドフィルムのあるパイプハウスでは、サイドフィルムを下ろし、妻部分もフィルムで覆ってすきま風が入らないようにしてください。ただし、日中気温の高い状態では、風下妻面のみを開放し、台風通過後、速やかにハウス内を換気してください。
(3)雨よけ施設では、状況に応じてフィルムの巻き上げを行い、施設の損壊を防ぐようにしてください。
(4)収穫終了後など使用していないハウスは、被覆資材(フィルムやネット等)を取り外してください。
(5)倒壊が心配される場合の最終手段として、被覆フィルムを切り裂き、風圧を軽減する手段を検討してください。ただし、強風の中の作業は大変危険なので、安全確保を最優先してください。
(6)防鳥ネット、防雹ネット、日焼け防止ネット(寒冷紗等)設置園では、強風で飛ばされないようネットの巻き取りや除去を行うことに留意してください。
3 その他
上記以外の作物別の対策については、次の問合せ先までご相談ください。
問い合わせ先 東御市農林課農政係 0268-64-5894(直通)
JA信州うえだ 東部営農センター 0268-62-3322
JA佐久浅間 北御牧事務所 0268-67-3302
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